以下な書籍に関する自分メモを。
4 つの主義
- 最小限主義: ムダな言葉は潔く切り捨てよう
- 具体化主義: 具体的な情報だけで英文を書こう
- 動詞主義: 具体的な動作を表す「強い動詞」を使おう
- 能動態主義: 和文につられて受動態で書くことはやめよう
最小限主義
メモ
- 日本語にムダがないか
- 必要なところだけを英語に
ポイント
- 元の和文からムダな言葉を除去
- 使い慣れない日本語を英語にしない
- 簡単な単語に置換して訳す
- 日本文化の中でしか共有できない表現を英訳するのは危険
- 内容がストレートに伝わるならそれで OK
- 元の和文のなかで一番大事な情報はどれかを見極める
- 核となる構文を単純現在でつくり、助動詞や副詞などで強弱を調整
具体化主義
メモ
- 日本語にあいまいな部分がないか
- 具体的な情報のほうが英訳は簡単
ポイント
- 情報が具体的なほど、訳しやすく読みやすく
- 数値は具体的に
- 3 桁ごとのカンマ
- アルファベットの略語は誤解のもと、適切なスタイルで表記
動詞主義
メモ
- 「〜する」と「〜を行なう」は同じ意味
- 1 つの動詞で表現するほうが、読みやすい英文になる
ポイント
- 名詞とセットでないと意味を伝えられない「弱い動詞」を使うと分がムダに長くなる
- 名詞の中に隠れた「強い動詞」を見つける
- 「行」という字の入った単語は大抵訳さなくてよい
- 「強い動詞」を使うと、前置詞や冠詞で間違える可能性が減る
能動態主義
メモ
- 日本人は受け身の文を多用しがち
- 英語は能動態のほうが簡単に書けるし読みやすい
情報がそろうまで、書き始めない
ポイント
- 英語の受動態はまわりくどい
- 英語は左から右、能動態で書けば同じ流れになるのでイメージしやすい
- 受動態は複雑なので文法がおかしくなっていても気づきにくい
- 伝えるべき情報がそろっていれば短い能動態で書ける
- 受動態を使うときは、使うべき理由をしっかり意識する
平野流英文法
- 名詞をきちんと使う
- 冠詞
- 他動詞・自動詞
- 時制をきちんと
- 助動詞の使いかた
- 前置詞の意味
時制のポイント
- 習慣、特性、仕様、機能、役割など明日も変わらないことは単純現在
- 今進行していて、いつか終わることを表すときは進行形
- 進行していたことが終わったあとの状態が完了形
完了形の用法
- 完了用法: すでに完了
- 経験用法: 以前に完了 = したことがある
- 継続用法: 続けてたことを完了した = 続けてきた
助動詞のポイント
- will は「100% そうなる」と約束できることにしか使わない
- 能力の can は「できる」と言ってるだけで「やる」とは言ってない
- could は「できた」より「できなくはない」の意味で使われるほうが多い
- may は「どちらともいえない」感じ
- 不可能や禁止を表す cannot は必ずスペースなしで書く
- 強制であることを伝えたいなら should ではなく must を使う
位置関係を表す前置詞
- at はピンポイントの地点
- in は何かに囲まれている状態の「内側」(地名の前にも使う)
- on は何かに接触している状態
- off は何かに接触していない状態
- onto は何かの上に移る動き
- into は何かの中に移る動き
- over は広がりのある上一帯、あるいは真上
- under は広がりのある下一帯、あるいは真下
- above は単に上
- below は単に下
- from は始発点
- to は終着点 (目指す地点まで到達する動き)
- through は通過点
- toward は方向
タイミングを表す前置詞
- at はピンポイントの時点
- on は曜日、日付
- in は時間、季節
- by は「〜までに」という期限 (ずっと継続している意味ではない)
- until は「〜までずっと」と動作が継続する期限
- for は「〜の間ずっと」という期間
- during は「〜中ずっと」という期間を表す
- within は「〜以内に」
- after は「○日後に」、「○日経ってから」という意味
- since は「〜以来」(終わりのイメージはない)
その他
- 辞書を引きましょう
そして
短いエントリが多いので英語な発信の練習もしてみたいと思ってます。(遅